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クラシックギター/Martin K.Yairi アコースティックギター/ウクレレ 専門店のスタッフブログです。
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本日13時より、フラメンコギターの工房として長い歴史を持つ、コンデ・エルマノス アトーチャの講演会を行いました。

工房の方(写真NG)に、コンデ・エルマノス工房の歴史等をご説明頂き、当店にてレッスン講師も務めるフラメンコ・ギタリスト エミリオ・マヤ氏のデモ演奏を行いました。
当店在庫のコンデ・エルマノスを名手が奏で、本場フラメンコの華やかな音色を楽しませて頂きました。

コンデ・エルマノスって幾つか工房があって良く解らないと言いう方は、以下をご参照下さい。アトーチャ工房を中心に考えた流れを記しております。

構造
アトーチャのコンデ・エルマノスのギターは最高の材料を最高の職人が製作しています。

カタログ
細心の注意を図って製作されたギターの数々は生涯使用できる偉大なギターです。

歴史
1915年、ギター製作者、ドミンゴ・エステソはスパニッシュギターを新しい方法で製作する彼自身の工房を開いた。
数年後、ドミンゴ・エステソの甥である、若きフリオ・コンデは、兄弟であるファウスティーノとマリアーノと共に、、叔父であるドミンゴ・エステソの工房で働き始め、その手作業による独自のギター製作方法を習得しました。
1937年にドミンゴ・エステソが亡くなった後、ドミンゴ・エステソの未亡人のためにビウダ・デ・エステソ(エステソの未亡人)のギターを製作した後、3人の甥達は工房を引き継ぎ、ソブリノス・デ・ドミンゴ・エステソ(ドミンゴ・エステソの甥達)のギターを製作しました。
1951年、フリオによってマドリッド中心部、アトーチャ通りに新店兼、新工房が開かれ、このことが転換点となり、ニーニョ・リカルド、サビーカス、メルチョール・デ・マルチェナ、そしてパコ・デ・ルシアなど多くの有名プロフラメンコギタリストや、数多くのフラメンコギター、クラシックギター両方の愛好家に愛奏されることになった。
アトーチャ工房   フリオ・コンデ
グラヴィーニャ工房 ファウスティーノ・コンデ
フェリーぺ工房   マリアーノ・コンデ   現在 フェリーぺ・コンデ
                         マリアーノ・コンデ
1980年代末、兄弟のファウスティーノとマリアーノが亡くなった後は、唯一のドミンゴ・エステソの後継者であるフリオは、精力的に製作を続け、国内外、世界中で名声を獲得しました。

未来
今日は、フリオの娘、カルメン・コンデと孫娘パトリツィアは、コンデ・エルマノスの伝統的な製作技法を継承し、材料を慎重に選別し、絶妙な音の細部にまで配慮した製作で、世界的な名声を持つ、コンデ・エルマノスブランドを守り続けている。





ミナサーン!アリガトウゴザイマシタ!









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12月6日(日)13時から、当店にて講演会&展示即売会「コンデ一族の歴史と現在」を開催致します。

世界中の名演奏家に愛奏されるギターブランド「コンデ・エルマノス」工房が1915年に開設して今年で100周年となりました。
その記念すべき年に当店では、コンデ・エルマノス工房の歴史を詳しく解説するという講演を行い、当店のフラメンコギター講師であるエミリオ・マヤの店内コンサートも行います。
コンサートでは、コンデ・エルマノス アトーチャ工房のギターを実演していただく予定です。

入場無料・要予約

ご来場お待ちしております。








本日、当店にて13時から大竹史朗氏フォルクローレ/イベロ アメリカーナ インストアライブを開催致しました。

輝かしいキャリアがあり海外にて活躍する大竹氏の貴重なライブとあって、多くのお客様がご来場されました。

曲は大竹氏のオリジナルで、南米音楽の雄ユパンキより受け継いだ伝統を継承しながら、独自のエッセンスを加え表現する大竹氏の音楽は斬新かつ、哀愁もあり、フラメンコ音楽にも通じる情熱が見事に表現されておりました。

本日のリハーサル時、大竹氏は「特に曲を決めていないのですが、舞台でお話をして、その流れにあった曲を演奏していきましょう」と仰っておりました。当日に曲が確定していなくてもこの余裕に驚かされました。

↑自身のキャリアについて語る大竹氏

本番が始まると、トークを交えながら、フォルクローレの歴史を辿り、その流れに沿った選曲をなんなく演奏してしまうあたり、さすがです!お話の中で、フォルクローレはしみったれたイメージを持つ方が圧倒的に多いですが、アルゼンチンのものはとても音が豊かで踊りにもマッチし、一晩中、唄って踊り明かすものです。と仰っておりました。なるほど、フォルクローレといえば、コンドルは飛んでいく、などをイメージしてしまいますが、あの印象とは異なり、情熱的なのです。

曲目
1、 風が唄う地/大竹史朗
2、 栗毛の馬/ユパンキ
3、 ペペのサンバ/大竹史朗
4、 小組曲―祈りー/大竹史朗
5、 イベロアメリカ/大竹史朗

今回、使用して頂いた楽器は、当店が代理店を行っているお薦めブランドである
Juan Hernandez/ホアン・エルナンデスのConcierto/コンシェルト モデルです。

大竹氏にいただいた楽器のコメントですが「弾くたびに楽器の音色が変化していく。スペインらしい明るい音色で素晴らしい、バランスが良く、半分は自分の腕、半分はギターが勝手に鳴ってくれる」と、ありがたいお言葉をいただきました。


↑ホアン・エルナンデス コンシェルトについて


元々はクラシックギターを5年程習われていたそうですが、ブロードウェイの俳優になりたいと渡米されたそうです。大竹氏はとても男前ですからそれも納得できますね。お話も興味深いものばかりで、特にユパンキとの出会いは、とても面白く、初対面時、フォルクローレを演奏してもあまり興味を持たれなかったそうですが、バッハを演奏すると大家ユパンキも身を乗り出し、大竹氏の演奏に興味津々となったそうです。

↑ユパンキとの思い出

今回、演奏活動再開第一弾と言う記念すべき舞台を当店にて行っていただきました。なんと、人前で演奏したのは1年半ぶりとの事。全くそんな印象を受けませんでした。

これを皮切りに、内外で音楽活動を増やしていくそうです。

当店のイベントもクラシックだけではなく、このような南米音楽を含め様々なジャンルの音楽イベントを開催したいと思います。

南米音楽、大竹市の卓越した技術、表現力をたっぷりと堪能した1時間でした。

















11月8日(日)13時~
「大竹史郎氏フォルクローレ/イベロ アメリカーナ」を開催致します。
大竹氏は南米の名演奏家ユパンキに指導を受けるなど輝かしいキャリアを持ち現在はニューヨーク在住。

当店としては珍しいジャンル「フォルクローレ」をお送りさせていただきますが、哀愁漂う旋律が美しい南米音楽はクラシックギターのサウンドも非常にマッチしますので、多くのお客様にお聞きいただければと思います。

大竹氏の愛用するギターの中には、なんと!「ホアン・エルナンデス」をご使用いただいているのです。モデルは「コンシェルト」ですが、このイベントの中でも演奏をしていただきますので、ホアン・エルナンデスで南米音楽を演奏するとどのような感じになるのか?
楽しみですね。


入場無料・要予約(残席わずかです)








昨日18時より、徳永兄弟フラメンコデュオによるインストアライブを開催致しました。
若くして、すでに、人気と実力を兼ね備えているだけに多くのお客様がご来場されました。



当店のイベントとしては珍しい18時スタートでお送りさせて頂きましたが、愛用のフラメンコを抱えて颯爽と登場すると、場内から割れんばかりの拍手が鳴り響きました。



二人が作曲したオリジナルで構成されたステージでしたが、その演奏力、表現力に圧倒されました。
リズム感もさることながら、早いパッセージはとてつもなく早く正確で、また、デュオ演奏であることを効果的に使用したギターのハモリなど、斬新さと伝統的な技術が見事に融合した二人の演奏にはただ驚かされるばかりでした。

途中で一人ずつソロ演奏を行いました。


↑弟 康次郎氏

 
兄 健太郎氏

途中では当店の在庫である
コンデ・エルマノス(アトーチャ)
グラシリアーノ・ペレス ブランカ
ホセ・マリン ブランカ
に持ち替えて演奏していただきました。

軽快なテンポで話すMCも面白く、演奏とは全く異なるコンビネーションで場内の雰囲気は和やかに。


アンコールも快諾頂き、1曲お聞かせいただきました。



今後、ますます活躍が期待される徳永兄弟ですが、また当店にてイベントをやらせていただきたいと思います。

ありがとうございました。










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