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日本最大級!クラシックギター/Martin K.Yairi アコースティックギター/ウクレレ 専門店のスタッフブログです。
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カトリン・ハウザー(1982-)
Kathrin Hauser
ハウザー家では5世代目にして初の女性製作家。ハウザー工房という世界最高の環境で3世よりギター製作を学び、現在は3世の下でごくわずかな本数のギターを製作。代々受け継がれてきた伝統を継承しつつ、新しいデザイン開発も行っており、その作品は世界的に高い評価を得ている。趣味は写真撮影と海外旅行。
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ヘルマン・ハウザー3世(1958-)
Hermann Hauser III
1974年より父親であるヘルマン・ハウザー2世の下でギター製作を始め、1世、2世からの製作技術を受け継ぎ、1978年にはドイツのギター製作展示会で初のゴールドメダルを受賞。近年は歴史的なギターの研究に力を注ぎながら、世界中のギタリストと交流を深め、芸術家のためのギターを製作し続けている。趣味は聖歌隊で歌うこととセイリング。
ヘルマン・ハウザー2世(1911-1988)
Hermann Hauser II
ミッテンヴァルトにあるバイオリンを組み立てるための国立職業訓練所にて4年間の見習期間を過ごした後、ヘルマン・ハウザー2世は1930年に父親の工房で働き始めました。父子の長年の共同製作期間の作品は、全てヘルマン・ハウザー1世のサインが入れられました。1952年10月に父親の仕事を引き継ぎ、その後1983年までハウザー2世のサインが入れられています。ヘルマン・ハウザー2世によってサインされた最初のギターはNo.500であり、彼の最後のギターは恐らくNo.1050であると言われています。 ヘルマン・ハウザー2世は、1世の古典的楽器の発展を徹底的に継続し、そしてギターの巨匠との関係を通じて材質・ 構造などを決定付けました。彼のギターは既に1世のギターを使用している名ギタリスト達からも注文され、そして現在でも大切に愛用されています。ヘルマン・ハウザー2世は、父親との伝統に基づいて、素晴らしい発展を成し遂げました。彼の父親がまさしく培ったように、彼も名ギタリスト達との友好的な関係を培いました。アンドレス・セゴビア、ジュリアン・ブリーム、ジャンゴ・ラインハルト、その他多くのギタリストがヘルマン・ハウザー2世の歓待と楽器に大いに感謝しました。 彼が製作した中でも最も重要な1本は、1957年に製作されていました。ジュリアン・ブリームは1959年から1963年までこの楽器を演奏しました。ジュリアン・ブリームは1960年にこの楽器でアルベニス、スカルラッティ、バークリー、ロドリーゴ、フレスコバルディ、ラヴェル、ルーセルの曲を録音しました。この録音「ジュリアン・ブリームの芸術」でこのギターの音を聴くことができます。
ヘルマン・ハウザー1世(1882-1952)
Hermann Hauser I
ヨゼフ・ハウザーの息子、ドイツのギター製作家ヘルマン・ハウザー1世は世界中の製作家をリードする立場にあります。彼は父親のチター製作工房で楽器製作を学んだ後、工房を引き継ぎました(音楽出版社は父親が引き続き経営しました)。ヘルマン・ハウザー1世はリュートとギターの製作に専念し、ウィーンモデルをはじめ、さまざまなギターを製作し、優れた技量を発揮しました。ヘルマン・ハウザー1世のテルツギター、プリムギター、大変珍しい Quintbass Guitar は非常に良い楽器です。これらの楽器の音は現在でさえライバルがいません。ヘルマン・ハウザー1世は、特別な技術を用いたネック接続の製作方法で、特許を取るなど、新しい技術を開発しました。スペインの巨匠ミゲル・リョベートとアンドレス・セゴビアは20世紀の初頭にヘルマン・ハウザー1世が製作したギターに注目しました。彼らとの出会いと交流から生まれた成果は、世紀の変わり目の頃の「ギターの歴史の魔法の瞬間」と呼ばれるでしょう。まさしく、アントニオ・デ・トーレスにように、ヘルマン・ハウザー1世は多くの20世紀のギター製作家に影響を及ぼしました。彼のギターは多くギタリストに愛奏され、ハウザー家のゲストブックにはさまざまなギタリストが弦楽器製作家ヘルマン・ハウザー1世と親密な関係を持っていたことが見受けられます。これらの関係からリョベートモデルやセゴビアモデルなどのハウザーギターのさまざまなモデルが生まれました。
1937年から1970年までの間、アンドレス・セゴビアによって弾かれたヘルマン・ハウザー1世製作のギターは、現在はニューヨークのメトロポリタン美術館で見ることができます。
ヨゼフ・ハウザー(1854-1933)
Josef Hauser
ブルクハウゼン生まれのヨゼフ・ハウザーは学校を出た後、商人と大工両方の弟子となりました。その見習期間の間に、当時の有名なチター教師 Josepf Wimmer の下で修業しました。その後すぐにチターのための最初の曲を作曲。そしてチターの教師、コンサートヴィルトゥオーソになりました。ミュンヘンのすぐ近く、エルジングで古い納屋を借り、チター製作を開始しました。最初のチターが完成した時、ミュンヘンに持っていき、バイエルンのマクシミリアン伯爵に見せて意見を求めました。チターの素晴らしい保護者であったマクシミリアン伯爵は、彼を歓迎して一晩中この新しいチターを彼と共に使いました。翌日、彼は推薦状を得ることとなり、そしてその結果、弦楽器製作者の職業を始めると決意しました。誇りを込めて、彼は自分でチターメーカーと名乗り、チター製作に打ち込みました。彼はチターだけでなく、ギター、マンドリン、バイオリン、リュートも製作しました。1875年にはフォークミュージックの為の彼自身の曲を出版出来るように、彼自身のチター音楽出版社を設立しました。彼自身の作曲したものであることが知られている400以上の曲があります。
その後結婚した彼は、ワークショップと彼の出版社をミュンヘンに移しました。1898年には、ベルリンで開催されたCommon Music Expositionで偉大なメダルがヨゼフ・ハウザーに与えられました。そして、マクシミリアン伯爵は芸術と科学のために彼にメダルを贈りました。
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