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クラシックギター/Martin K.Yairi アコースティックギター/ウクレレ 専門店のスタッフブログです。
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本日、2017年3月19日は3連休の真っただ中、そんな中、現在日本で最も人気のあるギターカルテットの登場ということで、90名を超えるご予約を承りました!

イベント当日、クアトロ・パロスのメンバーの方には、少し早めにお越し頂いて、
当日使用する当店の楽器を選んで頂きました!



本日のプログラムは次のとおり
ブルージリアン(C.アサド)
ビター・スウィート・サンバ(レイク~加藤繁雄編)
風のサンバ(松岡 滋)
花は咲く(菅野よう子~クアトロ・パロス編)
情熱大陸(葉加瀬太郎~冨山編)
Canary(佐藤弘和)
インスピレーション(ジプシー・キングス~加藤編)



まず、1曲目 ブルージリアンでは、メンバー各自のマイギターを持って演奏頂きました。
1st  齋藤泰士  アントニオ・マリン・モンテロ
2nd 多治川純一 桜井正毅 RF
3rd 萩野谷英成 朝倉宏泰 スモールマンモデル
4th  前田司   ホセ・ラミレス センテナリオ
「ワン・ツー・スリー・フォー」の掛け声で1曲目がスタート!
カッコ良く、おしゃれな曲を完璧なアンサンブルで1曲目から聴衆を魅了!



2曲目のビター・スウィート・サンバはCMなどでみなさんおなじみの曲。
ここでまず、メンバーの前田さんがギターを当店自慢の銘器、イグナシオ・フレタ・エ・イーホス1988年製に持ち替えです。
この後、1曲ごとに一人ずつ持ち替えして頂くので、響きの違いなどを堪能させて頂きました!
フレタの低音は、このよく知られた曲にも合い、魅惑の響きを奏でます。お客様もついつい聴きながら笑顔になってしまうようです。
多治川さんの合図で、聴衆も手拍子で応えます。



3曲目、風のサンバでは、萩野谷さんが銘器中の銘器・サントス・エルナンデス1923年製に持ち替えます。
本日使用して頂いた楽器の中でも最も古い楽器ですが、その枯れたサウンドは絶品!
曲の紹介は多治川さんのトークでしたが、ご本人曰くちゃんと曲名を覚えていないとのことで、すぐに前田さんのフォロー(つっこみ?)が入り、演奏以外でも息はぴったりです!
この曲のロマンティックな響きで、斉藤さんのアントニオ・マリンの高音、そしてサントスの枯れたサウンドが魅惑的です。



4曲目の花は咲くで、多治川さんがパウリーノ・ベルナベ トーレスモデル2017年新作に持ち替えます。
そして前田さんも再びフレタ・エ・イーホスに持ち替えます。
東日本大震災の復興を祈念して作られた曲で、その穏やかな響きは悲しみを癒し、そして前向きな気持ちにさせてくれる名曲です。目を瞑って聴いてしまう名演で、さらに多治川さんの奏でるベルナベの華やかな音色が彩りを加えます。



5曲目では齋藤さんがアルカンヘル1982年製に持ち替えます。齋藤さんはこれまでにもアルカンヘルを何本か弾いたことがあるものの、あまりピンと来ていなかったそうです。ところが、当店のアルカンヘルはとても気に入って頂けたとのことです。ただ、アルカンヘルは主張の強い楽器なので、アンサンブルよりもソロ向きの楽器とのことです。
曲は情熱大陸のテーマで、すっかりみなさんおなじみの曲です。多治川さんがベルナベをバイオリンのように構えて笑いを誘いつつ、曲が始まりました。アレンジもカッコイイ!すごい迫力!そして、早いパッセージでもアルカンヘルを鳴らし切る斉藤さんのプレイも絶品!



6曲目は昨年お亡くなりになられた佐藤弘和さん作曲のCanaryです。
この曲では、斉藤さん以外はマイギターに戻ります。それには理由があり、表面版などを叩く部分があるので、店の楽器ではなくマイギターで・・・とのことです。
二つの楽章を演奏されましたが、本当にギターという楽器の魅力を最大限に引き出す名曲です。幻想的な響きから徐々に盛り上がっていく一糸乱れぬ完璧なアンサンブル!次の楽章でも牧歌的なメロディーながら和音のおしゃれな響き、耳なじみの良いカナリオスのモチーフ。最後はラスゲアードで一気に畳み掛けてきます。



7曲目は鬼平犯科帳でもおなじみのインスピレイション。アレンジもカッコ良く、圧倒的なパフォーマンス!メロディーラインを斉藤さんのマリンがうなりを上げます。一流の4人が揃うとやはり一流の演奏ですね!
曲終了後も拍手が鳴りやみません。



アンコール 雲の詩より第3楽章「流れ雲」
最後の曲はCDの売上に繋げるためにも?全員マイギターで実力を出し切りたい!とのこと。もう聴衆全員至福の時間です。その素晴らしい演奏は言葉には出来ません。
この曲が終わった後も、やはり拍手が鳴りやまず、イベントをどうやって終わらそうか困ってしまうくらいでした。いや、私自身が終わって欲しくないと思ってしまいました!



とにかく凄かった!そして、素晴らしかった!




クアトロ・パロスのみなさま、本当にありがとうございました!








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「日本中に情熱・元気・感動を伝えたい!」をコンセプトに活動する
フラメンコギタリスト池川寿一氏によるフラメンコギターインストアライブが
本日、2017.2.26 (日) 13:00~
クロサワ楽器日本総本店2F クラシックギター専門フロア
にて大盛況にて開催されました!



颯爽と登場されてまずは
・アレグリアス



その後、ごあいさつで、自己紹介と本日は3部構成とご案内。
まず第1部は
「伝統的なフラメンコ」



・タラント
和音の響きが、「炭鉱の中だ~という感じ(笑)」



つづけて
・ブレリア



オレ― と決めポーズ。



第2部は
大好評で売れている「フラメンコギターの教科書」より
・ソレア
・タンゴ



出版にまつわるエピソードも身振り手振りを交えて熱くトークされてます。



いよいよ第3部は
「フラメンコ奏法で弾く ソロギター・アレンジ曲集」より



・枯葉



リクエストを一旦トークで受け流してから、しっかりいただいたリクエストは全て弾かれました。
・コーヒー・ルンバ
・インスピレーション



ここでリクエストをいただいたという曲を
・シンディ・ローパー タイム アフター タイム



ラストは先日亡くなられたラリー・コリエルに捧げ
・ラヴェル ボレロ



アンコールへの流れも笑いに包まれて、皆様すっかり「池川ワールド」に夢中。



アンコールは
・My Way



なんと初めてという ヴォーカル も飛び出し、盛り上がりは最高潮に!



万雷の拍手に包まれ終演となりました!
終演後はフラメンコギター教本・曲集の展示販売&サイン会を開催し、
大勢の皆様に並んでいただきました!



池川先生!本当にありがとうございました!

1月22日(日)13時~約1時間のあっという間の短い時間でしたが、
デュオ・エクイノックス  「クラシックギター&バイオリン インストアライブ」
がクロサワ楽器 日本総本店2F クラシックギター専門フロアにて開催されました!

前日からご来店頂き、インストアライブ本番で演奏頂く楽器をじっくりと選んで頂きました。


また、当日も少し早めにお越し頂いて準備万端でお客様をお迎えすることが出来ました!



開演前からみなさまの期待は高まります。約40名のお客様にご来店頂き、会場は満員となりました!


本番直前のお二人のご様子


ご登場!


さて、みなさまご注目の今回の使用楽器と曲目は次の通りです。
◆サイモン・アンブリッジ 1993 【England】 出演者所有品
 /ダウランド Come again!あの素晴らしい日々をもう一度! (バイオリン&ギター)
 /ケーラー シャコンヌ (ギターソロ)

◆ホセ・ルイス・ロマニリョス Jose Luis Romanillos 1972 【England】
 /モリノ バイオリン(フルート)とギターのための3つのデュオ 作品16より 第三番 (バイオリン&ギター)

◆ベルンド・マルティン Bernd Martin 40Anniversario #1/8 NEW 【Spain Granada】
 / パガニーニ ソナタ・コンチェルタータ1楽章  (バイオリン&ギター)

◆ホセ・マリン・プラスエロ Jose Marin Plazuero NEW 【Spain Granada】
 / パガニーニ ソナタ・コンチェルタータ2楽章  (バイオリン&ギター)

◆アントニオ・マリン・モンテロ Antonio Marin Montero NEW 【Spain Granada】
 /パガニーニ ソナタ・コンチェルタータ3楽章  (バイオリン&ギター)

◆フランシスコ・シンプリシオ Francisco Simplicio 1929 【Spain Barcelona】
 /レニャーニ 36のカプリスより 7番  (ギターソロ)

◆ヘルマン・ハウザーII世 Hermann Hauser II 1959 【Germany】
 /コシュキン アッシャーワルツ  (ギターソロ)

◆サントス・エルナンデス Santos Hernandez 1927 【Spain Madrid】
 /イベール アントラクト
 /ピアソラ タンゴの歴史より ボルデル1900

アンコール
◆ヤマハ YAMAHA GC-70 2006 【Japan】
 /春の海

バイオリンの山口美夕鶴さんから、曲目やその背景など丁寧に説明頂きました。


そして楽器については、ギターのアレクサンドル・ガラガノフさんから流暢な日本語で
説明頂きました!




演奏合間のお二人のなごやかなご様子



デュオだけでなく、ソロ演奏も披露頂きました!


とても息の合ったお二人のデュオは、美しいバイオリンの響き、繊細なギターの音色が渾然一体となり至福の空間を堪能することが出来ました!
そして、ギターソロではその美しく静寂な響きは、聴衆に心地よい緊張感を与え、陶酔を与えてくれる演奏でした。その演奏は、その会場の空気をも変えてしまいます。氏の表現する音楽の世界に会場が一気に魅きこまれていきます!

演奏が終わると盛大な拍手、そして終了後はガラガノフさんのリリースしたCD販売・サイン会でした。お二人を囲んでお客様とご歓談頂きました!
そして山口美夕鶴さんからは、今回のインストアライブではガラガノフさんがたくさんの銘器を弾くことが出来て、ガラガノフさん自身が一番楽しんでいたとのことで、スタッフとしても嬉しい限りです!


素晴らしい演奏をありがとうございました!
これからの活躍がますます楽しみなお二人でした!





2016/12/4(日)18時~
日本におけるボサノバギターの第一人者、中村善郎先生による
「ボサノバ1曲マスター」ワークショップ Vol.2を開催致しました!

夏に開催して、皆様から次回開催のご要望を多数いただいており
無事に第2回目の開催が出来て、感無量でございます。


今回もギターを持って多くの皆様にご参加いただきました。

事前に情報が漏れておりましたが、、、
今回の曲目は、名曲「コルコバード CORCOVADO」でした。

この夏のオリンピックでもたくさん映っていた、
ブラジルのリオデジャネイロにあるキリスト像のある丘の名前です。



まずはさらっと模範演奏。うっとりと聞き入ってしまいますね。

いよいよ、ワークショップスタート~。

ボサノバの簡単な説明の後、今回はリズムパターンの説明を駆け足で。
リズム4パターンを一緒に弾きながらボサノバのリズムを体得。



「ボサノバは2拍子」
「親指に重心。意識をおいて」
「和音は別の人がパーカッションをやっているように自由に」

どんどん難易度が上がっていきます。

「シンコベーションしてもテンポをキープ」



難しいリズムもさらっと弾かれます。

次に コードダイアグラム を見ながら
Aメロ、Bメロ と進んでいきます。



メロディ を加えたコードダイアグラムのAメロまでなんとかたどり着いたところで
時間がきてしまいました。



最後は笑顔で模範演奏をもう一度。




短い時間でしたが、皆様お楽しみいただけましたでしょうか?

個人的に
「楽譜だと平面的な把握になってしまう。」
「低音・和音・歌 と立体的に」
とのお言葉が印象的でした。


次回開催のときは、参加予定の方にあらかじめ資料をお渡しして、
予習の上で参加いただくようにしたいと思います!
またの告知・ご案内をお楽しみに!


記念撮影でハイチーズ!

中村善郎先生!ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
2016年11月27日 今田央先生 フラメンコギター1曲マスター ワークショップ開催しました!

当店でフラメンコギターの講師をして頂いている日本を代表するフラメンコギタリスト・今田央先生によるワークショップを開催しました!




開催前から各自持参したマイギター(もしくは店での貸し出しギター)を持って、みなさん指ならし。期待が高まります。



今田先生は、参加者みなさんの指ならしを見て、微笑んでいます。



当店の責任者・渡辺よりみなさまへご挨拶



そして、いよいよ今田先生の登場!




ご用意頂いた譜面を配布。
本日はブレリアスの1曲マスターをすることとなりました。



特に強調されていたのは、フラメンコのリズムの取り方。
フラメンコはもともと、歌の伴奏から発達した音楽。いくらソロ演奏を達者に弾くことが出来ても、歌の伴奏が出来ない人はフラメンコギタリストとは呼べない。
そうならないためにも、歌い手が気持ちよく歌うことの出来るアクセントの付け方、リズムの取り方をご説明頂きました!

実際に弾いてみて、まずは見本を示します。


みなさんに弾いてもらって、時には今田先生が手拍子でリズムを取りながら確認を進めていきます!


参加者のみなさんと一緒に弾いてまるで合奏のようです。



今田先生は、時間も限られることから「駆け足の説明になりますが、ここまでみなさん大丈夫ですか?ご質問はありますか?」と何度かみなさんに確認タイムを設け、参加者の中で取り残される方がいないよう、常に気配りされていたのが印象的でした!



最後の方では、聞いている店スタッフが驚くほど、みなさんフラメンコのリズムをかき鳴らしておられました!
そして最後の質問タイムでも数多くの質問が飛び交い、予定した時間を大幅に超過する中、最後まで懇切丁寧にご説明をされていました!


参加者のみなさんからは大好評で、イベント終了後も今田先生のもとへ数名の方が取り囲み、大盛況のうちに終了となりました!
みなさんお疲れ様でした!
そして、今田先生、ありがとうございました!


今田先生のフラメンコレッスンは、クロサワ楽器日本総本店にて行っております!
ご興味のある方は、是非一度お問い合わせ下さい!

今田先生のフラメンコギターレッスン詳細はこちら
http://www.kurosawagakki.com/sh_ohkubo/2f/lesson_imada.pdf
 









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東京都新宿区新大久保のクロサワ楽器日本総本店は、地上3階・地下1階の各フロアがそれぞれ日本最大クラスの専門店です。各フロアには専門のリペアマンが常駐、リペアブースも完備していますので、楽器の修理・調整に関することもおまかせください。
通販でもきっちりと調整・検品させて頂きますので安心してお買物をお楽しみください。
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