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クラシックギター/Martin K.Yairi アコースティックギター/ウクレレ 専門店のスタッフブログです。
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本日、当店にて13時から大竹史朗氏フォルクローレ/イベロ アメリカーナ インストアライブを開催致しました。

輝かしいキャリアがあり海外にて活躍する大竹氏の貴重なライブとあって、多くのお客様がご来場されました。

曲は大竹氏のオリジナルで、南米音楽の雄ユパンキより受け継いだ伝統を継承しながら、独自のエッセンスを加え表現する大竹氏の音楽は斬新かつ、哀愁もあり、フラメンコ音楽にも通じる情熱が見事に表現されておりました。

本日のリハーサル時、大竹氏は「特に曲を決めていないのですが、舞台でお話をして、その流れにあった曲を演奏していきましょう」と仰っておりました。当日に曲が確定していなくてもこの余裕に驚かされました。

↑自身のキャリアについて語る大竹氏

本番が始まると、トークを交えながら、フォルクローレの歴史を辿り、その流れに沿った選曲をなんなく演奏してしまうあたり、さすがです!お話の中で、フォルクローレはしみったれたイメージを持つ方が圧倒的に多いですが、アルゼンチンのものはとても音が豊かで踊りにもマッチし、一晩中、唄って踊り明かすものです。と仰っておりました。なるほど、フォルクローレといえば、コンドルは飛んでいく、などをイメージしてしまいますが、あの印象とは異なり、情熱的なのです。

曲目
1、 風が唄う地/大竹史朗
2、 栗毛の馬/ユパンキ
3、 ペペのサンバ/大竹史朗
4、 小組曲―祈りー/大竹史朗
5、 イベロアメリカ/大竹史朗

今回、使用して頂いた楽器は、当店が代理店を行っているお薦めブランドである
Juan Hernandez/ホアン・エルナンデスのConcierto/コンシェルト モデルです。

大竹氏にいただいた楽器のコメントですが「弾くたびに楽器の音色が変化していく。スペインらしい明るい音色で素晴らしい、バランスが良く、半分は自分の腕、半分はギターが勝手に鳴ってくれる」と、ありがたいお言葉をいただきました。


↑ホアン・エルナンデス コンシェルトについて


元々はクラシックギターを5年程習われていたそうですが、ブロードウェイの俳優になりたいと渡米されたそうです。大竹氏はとても男前ですからそれも納得できますね。お話も興味深いものばかりで、特にユパンキとの出会いは、とても面白く、初対面時、フォルクローレを演奏してもあまり興味を持たれなかったそうですが、バッハを演奏すると大家ユパンキも身を乗り出し、大竹氏の演奏に興味津々となったそうです。

↑ユパンキとの思い出

今回、演奏活動再開第一弾と言う記念すべき舞台を当店にて行っていただきました。なんと、人前で演奏したのは1年半ぶりとの事。全くそんな印象を受けませんでした。

これを皮切りに、内外で音楽活動を増やしていくそうです。

当店のイベントもクラシックだけではなく、このような南米音楽を含め様々なジャンルの音楽イベントを開催したいと思います。

南米音楽、大竹市の卓越した技術、表現力をたっぷりと堪能した1時間でした。














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