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クラシックギター/Martin K.Yairi アコースティックギター/ウクレレ 専門店のスタッフブログです。
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昨日、アメリカロサンゼルルス、カーソンにて行われたボクシングSバンタム級WBC,WBO世界王座統一戦はWBC王者の西岡利晃がWBO王者のノニト・ドネア9RKO負けという結果に終わりました。
 
すごい試合でした・・・試合前にも番組の中で、この試合が日本ボクシング史の中で、いかに意義のあるものか、改めて説明をしておりましたが、日本人の世界チャンピオンが海外のスーパースター選手と統一戦をメインイベントで行う。まさに夢の対戦です。
 
入場時、お互いの調子が最高潮に達しているのが伺えました。この二人がリングに上がり対角線上に対峙しているのを見ただけで、日本中のボクシングファンが興奮したのではないでしょうか。
 
緊張の1Rはドネアがスピードあるコンビネーションで牽制し西岡はほとんど手を出さずしっかりとガードしながらパンチを殺しておりましたが、この緊張感といったら瞬きも出来ないほどでした。ドネアの左フック、西岡の左ストレート、お互いが必殺のパンチに対して十分な対策が出来ているため“どちらが先に刀を抜くか”という展開。
 
西岡はとにかくガードを固めてドネアに色々な攻撃を仕掛けさせ、打ち終わりに左ストレートを叩き込むという我慢を強いられる作戦を徹底しておりましたが、6Rに見えない角度から飛んできたアッパーでダウン。8Rは劣勢に立ちながらも打ち合いベテランの意地を見せつけ場内はヒートアップ。そして迎えた9R、ドネアをロープに追い詰めジャブからワン・ツーの左ストレートを打ち込もうとしたところにドネアの右ストレートが一閃。
たまらずダウンした西岡ですが、ダメージは深く陣営がストップを申し出て試合終了。
 
実況席にいた俳優の香川照之さんも「いやー・・もったいない・・・」と嘆いておりました。ドネアの左フックは終始、警戒をしていたが、左ストレートを狙いすぎて、よりによって右ストレートを食らうとは・・・
 
試合後、様々な報道で“西岡は何も出来なかった”“ドネアが強すぎた”等の意見もありましたが、私の主観ではドネアの強さは想定済みで、西岡は作戦通りに冷静にボクシングをしていたと見ます。確かにドネアの強さは今まで見た中で最高の仕上がりであり、西岡対策は万全でした。その尋常でない強さを引き出したのは、紛れも無い西岡の強さなのです。
 
18年というキャリアがあり、8年間無敗の西岡でしたが、試合後、特に言い訳もせず、潔くリングを降りていった姿は感動しました。
年齢も36歳であり、進退に関しても明言はしておりませんが、日本人すべての方に健闘を称えて欲しいと思います。
 







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