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クラシックギター/Martin K.Yairi アコースティックギター/ウクレレ 専門店のスタッフブログです。
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石井の小部屋をご覧の皆様こんにちは。
藤子不二雄ミュージアムに行きたい栗山です。
 
グラナダ到着の翌朝、付近のパトロールに出かけようと相棒のリュックサックをスーツケースから取り出そう…ない!無い!ナイ!リュックがない!
おかしい…
セビージャのホテルを出る時、室内の忘れ物チェックをしたはずなのだが...
まさかベッドメーキングの時に…いやいやまさかまさか…
 
前日から会話がさっぱり上手くいかず、かなりの自信喪失中でしたが、とりあえずセビージャのホテルに電話。
 
「私、昨日、泊まる、部屋番号201、大輔、栗山、忘れ物、白、カバン」
晩年のカーロス・リベラくらいの片言で伝えました。
「お待たせしました。預かっています。黒のカバンですね?」「そう!黒!黒!」「今どこにいますか?」「今、グラナダ、○○ホテル、部屋番号343、25、26、27、28、29日まで。送る。お願いします。」「わかりました。明後日の朝に着くように送ります。そちらのホテルのフロントにも伝えておいてください。こちらからも連絡しておきます」
 
とまあ、文章で書くと実に簡単なやり取りなのですが、実際は…
 
ひとだんらくした後、フロントに行くとセガールがいたので、「セビージャの○○ホテルにカバンを忘れて、明後日の朝ここに届くから受け取っといてください!」と伝えると前日のサッカー対談の成果か、以前からの友達のように「いま連絡があったぞ!そうか、わかった。良かったな!おまえよく頑張ったな!」と前のめりで褒められつつ、送料25€を預け、とりあえず今回の旅で最大の難局を乗り切りました。
 
お約束通り、翌々日の朝に荷物が届き、フロントから電話がありました。
すぐに駆けつけると、おおよそ配達員とは思えないスーツを着たお姉さんが小脇に箱を抱えてセガールと話をしていました。
 
自己紹介されて荷物を受け取りしばしご歓談。
が、あのお姉さんが何者だったのかは、わからないままです。
 
闘牛士が牛の耳を持って帰るように、箱に付いていた送り状を良い仕事の証として持って帰ってきました。
 
次回は白い街フリヒリアナをご紹介いたします。

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