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クラシックギター/Martin K.Yairi アコースティックギター/ウクレレ 専門店のスタッフブログです。
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先日、パシフィコ横浜にて行われているマンモス展「特別展マンモスYUKA」に行ってきました。
ロシア連邦にあるサハ共和国の永久凍土の中から見つかった10歳程のマンモスが冷凍保存され展示してあるのです。

これは2010年に、ほぼ完全状態で発見され世界中でニュースになりました。牙や頭部の骨、部分的になら発見はされているのですが、ここまできれいな状態で見つかったのは非常に珍しいそうです。体を覆い尽くした体毛など、普通なら腐ってしまうそうですが、非常に寒い地方で、固まった凍土の中に、ずっと眠っていた事や、体毛や表皮の中間層に入り込んだ水分が保存に適した条件で凍結していたことなど、様々な好条件が重なり3万9千年もの年月を経て我々の前に甦ったのです。名前は「ユカ」。これは発掘された地名からとって命名されたそうです。

 
↑マンモスの骨格標本と頭蓋骨

会場には、当時生息していた、「ケサイ」(毛の長いサイ)という生き物の標本があったり、実際に、マンモスの体毛に触れるコーナーがあったりと、様々な角度からこの時代を楽しむことが出来ます。

もちろん、数種類のマンモスの実物大の標本もあり、この大きさにはビックリしました。

また、当時の人間が、マンモスの骨や皮を使用し製作した住居を忠実に再現したコーナーもあり、まさに「はじめ人間ギャートルズ」という感じです。

 
↑住居と右の写真は、マンモスの足の皮

場内に数か所あるモニターでは、発掘の模様や、ユカの脳みそを取り出す作業が見れますが、ユカの脳みその新鮮さにビックリ!

赤っぽくて、瑞々しくて、まるでさっきまで生きていたかのようです!

いやー・・・3万9千年といったらとてつもない年月です・・・

この長い年月を考えれば、日常の様々な出来事は一瞬でしかありません。

皆様も、この機会にマンモス展をご覧になって、果てしない年月を感じてはいかがでしょう。

以上。明日から夏休みに入る石井がお送りしました。













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