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クラシックギター/Martin K.Yairi アコースティックギター/ウクレレ 専門店のスタッフブログです。
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ヘルマン・ハウザー1世(1882-1952)
Hermann Hauser I
ヨゼフ・ハウザーの息子、ドイツのギター製作家ヘルマン・ハウザー1世は世界中の製作家をリードする立場にあります。彼は父親のチター製作工房で楽器製作を学んだ後、工房を引き継ぎました(音楽出版社は父親が引き続き経営しました)。ヘルマン・ハウザー1世はリュートとギターの製作に専念し、ウィーンモデルをはじめ、さまざまなギターを製作し、優れた技量を発揮しました。ヘルマン・ハウザー1世のテルツギター、プリムギター、大変珍しい Quintbass Guitar は非常に良い楽器です。これらの楽器の音は現在でさえライバルがいません。ヘルマン・ハウザー1世は、特別な技術を用いたネック接続の製作方法で、特許を取るなど、新しい技術を開発しました。スペインの巨匠ミゲル・リョベートとアンドレス・セゴビアは20世紀の初頭にヘルマン・ハウザー1世が製作したギターに注目しました。彼らとの出会いと交流から生まれた成果は、世紀の変わり目の頃の「ギターの歴史の魔法の瞬間」と呼ばれるでしょう。まさしく、アントニオ・デ・トーレスにように、ヘルマン・ハウザー1世は多くの20世紀のギター製作家に影響を及ぼしました。彼のギターは多くギタリストに愛奏され、ハウザー家のゲストブックにはさまざまなギタリストが弦楽器製作家ヘルマン・ハウザー1世と親密な関係を持っていたことが見受けられます。これらの関係からリョベートモデルやセゴビアモデルなどのハウザーギターのさまざまなモデルが生まれました。
1937年から1970年までの間、アンドレス・セゴビアによって弾かれたヘルマン・ハウザー1世製作のギターは、現在はニューヨークのメトロポリタン美術館で見ることができます。
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