クラシックギター/Martin K.Yairi アコースティックギター/ウクレレ 専門店のスタッフブログです。
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2017年10月8日(日)、3連休の中日、良い天気にも恵まれた中、
昨年に続き、チリ出身で世界各地で活躍されているクラシックギタリスト
アレクシス・バジェホス Alexis Vallejos氏をお招きして、
クラシックギターインストアライブ を開催いたしました!
定刻通りの13時にスタート!
まずは(下線部分をクリックして頂くと商品ページで詳細をご覧いただけます。)
ミゲルゴンザレス Juan Miguel Gonzalez 1888 TORRES 2017 NEW
チャコーナ/ヴァイス Ciacona/S.L.Weiss
イベントが決まってから1ヶ月あまりに4-5回ご来店頂いて、演奏ギター、
曲目をじっくりと検討頂きました!(その間に売れてしまったものも・・・)
構えは ダイナレット と 足台 を併用するスタイルで安定感抜群です。
今回も、奥様のタニア様に通訳をしていただき、大変助かりました!
(タニア様、ありがとうございました!)
今回は、アグスティン・バリオスの時代の銘器4本と、
今年が生誕200周年となるアントニオ・デ・トーレスを再現した新作2本
を豪華にじっくりと弾き比べていただきました。
ベルナベ Paulino Bernabe TORRES 2017 NEW
椿姫幻想曲/アルカス-タレガ Fantasia "La Traviata" de Verdi. J. Arcas - F. Tarrega
ガルシア Enrique Garcia ca.1920 SP/BR
ヴィダリータ/バリオス Vidalita/Agustin Barrios
バリオス本人も25年製作のガルシアを使用していたとのことで
年代が近く、「当時の音」が出ていると思います。
ドミンゴエステソ Domingo Esteso 1925 SP/BR
マヒーヘ/バリオス Maxixe/Agustin Barrios
バリオス本人も34年製作のエステソを使用し、弟子の間で
「最も合っている」と評されていたとの事。
マヒーヘは、スペインの古いタンゴとアフリカのリズムが交じり合った
ブラジルの速い曲。リズミカルでアクセントの効いた表現はクセになります。
先に弾かれたガルシアとこの後弾かれたシンプリシオ、サンフェリューは
スペイン バレンシアで製作されて、カタルーニャ派のギターとも呼ばれ
チェロのような重厚で太い低音が魅力的なのですが、
このエステソやサントス・エルナンデスといったマドリットのギターは
より明るい音色で響きます。
シンプリシオ Francisco Simplicio 1929 SP/BR
フリア・フロリダ/バリオス Julia Florida/Agustin Barrios
カタルーニャ派でガルシア唯一の弟子と称していたシンプリシオ。
バリオス本人も25年製を使用していました。
イタリア、ベネチアの舟乗りの船頭が歌う舟歌、バルカローレが幻想的に響きます。
サンフェリュー Enrique Sanfeliu ca.1920 SP/BR
おおわが祖国/バリオス Jha, che valle/Agustin Barrios
バリオス本人も30年製を使用されていたとのこと。
バリオスの映画が話題となっておりますが、皆様もうご覧になりましたでしょうか?
作曲家の人となりを知ると、また演奏にも違いが出てくると思います。
(アレクシス・バジェホス氏が上映の際に演奏されています。
なかなか予定が合わず、まだ見れていなかったりします・・・。)
ミゲルゴンザレス Juan Miguel Gonzalez 1888 TORRES 2017 NEW
アストリアス/アルベニス Asturias/Isaac Albeniz
アストリアスはもともとピアノ曲で、セゴビア編のイメージが強いと思いますが
最初に編曲したのはタレガの弟子で、セゴビアの演奏の少し後にバリオスも
演奏しているとのこと。
(新品で弾いて頂くラスゲアードはドキドキしますね。)
ベルナベ Paulino Bernabe TORRES 2017 NEW
バイロンゴ・カンペロ/メルリン Bailongo Campero/Jose Luis Merlin
アレクシス・バジェホス氏に献呈された曲。
南米のリズムが小気味良く響きます。
毎回、深々と礼をされる姿が印象に残ります。
素晴らしいステージマナーと感銘を受けました。
ドミンゴエステソ Domingo Esteso 1925 SP/BR
ドン・ペレス・フレイル/バリオス Don Perez Freire/Agustin Barrios
手の内に入ったレパートリーで、決して速さや技術をひけらかすことがない
音色と強弱、フレーズごとの処理など、丁寧に丁寧にギターで歌い上げます。
特に耳をそばだてて弾き込まれる弱音の美しさが際立っていました。
予定していたプログラムが終わり、アンコールを弾くその前に、
奥様のタニヤ様が明日お誕生日ということでサプライズで奥様に捧げて1曲。
アンコール
ベルナベ Paulino Bernabe TORRES 2017 NEW
愛のロマンス/ルビーラ Romance/Antonio Rubira
愛が溢れています。
(タニヤ様お誕生日おめでとうございます!)
演奏ギターのリクエストにお応えして
サンフェリュー Enrique Sanfeliu ca.1920 SP/BR
チリの曲 Tonada en Sepia/Juan Antonio Sánchez
ラストは人前で初めて演奏されるというトレモロの名曲。
ベルナベ Paulino Bernabe TORRES 2017 NEW
アルハンブラの想い出/タレガ Recuerdos De La Alhambra/Francisco Tarrega
最後も何度も深々とお辞儀をされ、一段と大きな拍手に包まれました。
あっという間に予定を過ぎて(14:20)終了となりました。
最後はおなじみの記念撮影。
気に入って頂き、ポスターパネルをお持ち帰りいただきました!
素晴らしい演奏をありがとうございました!
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通販でもきっちりと調整・検品させて頂きますので安心してお買物をお楽しみください。
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