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ワールドカップの思いで その1より続き
ドリブルで抜け出したロベルト・ムッシがゴール正面にパス、ダイレクトで蹴り込まれたボールはゴール左隅へ見事に吸い込まれていきました。
決めたのは、やはりこの男、ロベルト・バッジョ。
そして、歓喜に沸くイタリア国民。
終了間際、同点に追いつき明らかに勢いついたイタリアも30分と言う延長戦を、照り付ける日差しの中、10人で戦うには過酷な状況が予想されました。
しかし、ここから、世界最高リーグ、セリエAを要するイタリア代表の試合巧者ぶりが見事に発揮されたのです。体力消耗、失点を避ける為無理をしないパス回しで機会をうかがい、主導権は完全にイタリアへ。ナイジェリアには焦りと疲労が色濃く見えてきた後半12分、ロベルト・バッジョがベナリーボへ浮き球のパスを送ると、ナイジェリア選手がファウルを犯し、ペナルティキックへ。
蹴るのは、もちろんロベルト・バッジョでしたが、左隅のポストを狙う正確なキックで見事逆転に成功したのでした。
その後、準々決勝ではスペインとの苦しい戦いにロベルト・バッジョの勝ち越し弾で勝利。
準決勝では、ブルガリア相手にロベルト・バッジョが2ゴールを決め勝利。
決勝では、ブラジルとのペースを争いで、お互いに良い所を潰していく苦しい展開となりました。世界最高の選手であるロベルト・バッジョに対し、ブラジルはロマーリオ、ベベットの破壊力抜群の2トップがゴールを狙いましたが、バレージを中心としたイタリアの強固なディフェンスを崩せず勝負はPKまでもつれたのでした。
イタリアは一人目のキッカー、バレージが外し、5人目のキッカーであるロベルト・バッジョのシュートはバーを大きく超え外れたのでした。
バッジョが外したことにより、ブラジルの優勝にて幕を閉じたワールドカップアメリカ大会ですが、ロベルト・バッジョの勇姿は世界中のサッカーファンの脳裏に焼き付いたのではないでしょうか。
敗北寸前の状況から、自らのゴールによりイタリアを救ったバッジョですが、最後にはPKを外したのは、何と運命的なのでしょう!あれほどの名手であれば簡単に決まるシュートも、ワールドカップという魔力の前では難しいのでしょうね。(コンディションも悪かったですが・・・)
ロベルト・バッジョが主役を飾ったアメリカ大会の思い出をお送りしました。
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