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クラシックギター/Martin K.Yairi アコースティックギター/ウクレレ 専門店のスタッフブログです。
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ホームタウンディシジョンという言葉を耳にしたことがありますか?

これはスポーツで地元のチームまたは選手に対して有利になるように見える判定の事を指します。
地元の観客が球場を埋め尽くし大歓声や敵チームに対するブーイングなどが審判に心理的影響を与えたりすることもあります。熱烈なサポーター達が、応援しているチームの動きによって一喜一憂し、独自の雰囲気を作り上げるので、審判も判断が難しくなるのではないでしょうか。

ホームタウンディジションにより不可解な結果で終わったという事がボクシングにも沢山あります。

一度は不利な判定に泣いた選手が再起し、見事世界チャンピオンになった話として有名なのが、1989年イタリアで行われたWBA世界ジュニアウェルター級タイトルマッチ。チャンピオンのファン・マルチン・コッジに果敢に挑んだ日本の平仲明信は、イタリア系の血を引くチャンピオンの明らかな地元贔屓といえる判定に涙を飲みました。試合を優勢に進め、3R,2度のダウンを奪いながらもまさかの判定負け。

その後、再起戦がうまく行えなかった平仲ですが、3年後の1992年、敵地でエドウィン・ロサリオに世界挑戦。この試合の前に「必ず相手を倒さないと絶対に自分は勝てない!」と闘志を燃やした平仲は初回、開始と同時に猛ダッシュし、相手をコーナーに追い詰め怒涛のラッシュでチャンピオンを圧倒。立ったまま失神させるという劇的なKO勝利で文句なしの1RKO勝ち。見事王座を獲得したのでした。

これは、ホームタウンディシジョンを打ち破る好例です。

このくらい明白な勝利であれば、どれだけ地元贔屓の判定があったとしても誰も文句は言えませんからね。

「KOしなければ勝てない」

この闘志がボクシングの美しさでもあるのです。















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