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↑エディ・タウンゼント

こんにちは。小部屋管理人の石井です。先日、WBC(ワールドベースボールクラシック)で、日本が敗退しました。あの場面で重盗をした結果による非難、監督の采配に関して等、様々な意見がありますが、負けは負け。スポーツの厳しさを再認識しました。

さて、私は野球ファンではありませんが、監督の采配と聞いて、ボクシングのトレーナーを頭に思い浮かべました。ボクシングのトレーナーも監督と同じで、選手の練習から、食事、対戦相手の分析など様々な役目を担い、試合中は選手を鼓舞しながら的確なアドバイスをおくり選手をフォローします。

引退後、選手としての経験を活かしてトレーナー職に就くタイプが圧倒的に多く、日本でも具志堅会長、花形会長、輪島会長など、リングサイドで活躍しているのを見かけるのも多いのではないでしょうか。もちろん、選手経験の無い理論派トレーナーが世界チャンピオンを育成した例も多数ありますが、名トレーナーほど、美学、哲学が感じられるのです。

ボクシングのトレーナーを語る上で、欠かせない人物として、真っ先にエディ・タウンゼント(1914-1988)を挙げます。藤猛、海老原博幸、柴田国明、ガッツ石松、友利正、井岡弘樹などの世界チャンピオンを育て上げ、カシアス内藤や赤井英和らも指導したエディ・タウンゼントが、主に掲げたのは「ハート」であり、選手の精神面をうまく支えるトレーナーとしてその名をボクシング史に残しました。

1960年代、日本ボクシングには根性論のようなものが強く根付いており、力道山に招聘されて日本にやってきたエディは、日本のトレーナーが行う選手への制裁を見て、すぐに止めさせたそうです。選手を愛情で包む指導方法は、後の日本ボクシング指導における重要なファクターとなりました。井岡弘樹の防衛戦後、病院のベッドで勝利の知らせを聞いた直後、息を引き取った姿は、まるで映画のワンシーンのようです。

この名トレーナーには様々な逸話があり、中でも私の好きなものは、劣勢に立たされていたガッツ石松に対して「あなたは判定では負ける。しかしあなたの方が喧嘩は強い!喧嘩をして相手をブッ飛ばしてきなさい!」と喝をいれて選手を送り出し、その後、ガッツ石松が逆転KO勝ちをした試合や、指導した選手が勝利した場合は、多くの人が祝福する為、祝賀会には出席せず、負けた場合は選手にずっと寄り添って励ましていたという逸話などがとても印象に残り、氏の優しさをうかがわせるものは無数にあるそうです。

エディ・タウンゼントの様に、精神論や選手への気配りで知られるトレーナーもいれば、足を使いリングを幅広く動いて相手をさばく選手を育成するトレーナー、手数重視のトレーナー、ディフェンス主体のトレーナー、様々な哲学を持ったトレーナーがいるのもボクシング競技の面白いところですね。

日本の場合はボクシングジムに入会し、そのジムのトレーナーに指導してもらうのが通例ですが、欧米の場合は、選手がトレーナーにお金を支払い指導が行われるため、気に入らない指導であれば、選手側がトレーナーをチェンジすることは度々あるそうです。

まあ、この方がプロっぽい気がします。

最後にエディ・タウンゼント氏の名言をご紹介。

「スタンディング・アンド・ファイト」
(立って、そして戦いなさい)

やはり、ボクシングは人生に通じますね。






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